障がいをお持ちの方に対して就職のためのサポートをする施設です。東京都から指定を受けて、
- ①働くために必要な知識や能力を身につけるための訓練
- ②実際の就職活動に向けての支援
- ③就職後の定着支援
- を行います。
HOPE神田は開所以来、定着支援に力を入れています。
就労後のご本人の状況や雇用先企業の求めに応じて、特に期間を定めずに定着支援(支援者の企業訪問や来所相談等)を行っておりますが、平成30年の法改正で、「就労定着支援事業」が制度化されたことによって、HOPE神田も事業指定を受け、長期就労を目指した定着支援をさらに充実して行って参ります。
原則18歳以上から65歳未満までの障がいや難病をお持ちの方で、HOPE神田の場合、お一人で通うことができれば、どこにお住まいの方でも通所いただけます。通所にはお住まいの市区町村から「障害者福祉サービス受給者証」を発行していただく必要があります。障害者手帳をお持ちのない方でも、医師の診断書や通院記録等があれば上記受給者証を発行していただける場合もございますので、まずはお気軽にご相談ください。
ほとんどの方が自己負担なしでサービスを受けられていますが、利用を希望される本人と配偶者の所得の合計が概算で300万円以上600万円以下の場合は月9,300円、それを超える場合は月37,200円の自己負担があります。(上記は大よその目安です。詳しくはお問い合わせください。)
通所に掛かる交通費は、HOPE神田の通所交通費助成制度をご利用いただけます。月15,000円まで助成しております。安心して通所ください。
通常は2年間ですが、延長申請を行い、市区町村がその必要性を認めればもう1年、計3年通所することができます。
主に知的障がい、発達障がい、精神障がいの方が通われていますが、HOPE神田では、コミュニケーション・スキルの向上に特に力を入れていることから、対人関係スキルに課題のある発達障がいの方、自閉傾向のある知的障がいの方が多く通われるようになっています。
まずは、見学にお越しください。見学は随時受け付けております。実際にご覧いただき、説明をお聞きいただいた上で、ご興味がわきましたら、3日~5日の体験通所をしていただきます。体験通所をされて、環境が気に入り、ご自身の希望する訓練が受けられると判断されましたら、正式な通所手続きに進んでください。ご連絡をお待ちしております。
現在の体力・集中力・障がい特性等に合わせて、通所当初は午前中だけにするとか、週3日にするとか利用者自身が選択することができます。基礎体力を養うこと、生活リズムを整えることなども、就職に向けての大切なステップです。HOPE神田では、無理なくスタートして、最終的には毎日、全カリキュラムに参加できることを目標に支援しています。
昼食の取り方は自由です。
・お弁当を持ってきてHOPE神田で食べる
・外にお弁当を買いに行ってHOPE神田で食べる
・外のお店に食べに行く
なお、電子レンジや冷蔵庫、自販機、給湯器はHOPE神田にあります。もちろん、体験通所の方もご利用いただけます。
工賃作業(お金を得られる作業)は実施していますが、不定期です。今までの実施例としては、官公庁からの受託によるデータ入力、企業や福祉機関からの受託によるラベル貼り、商品梱包などです。作業発生時の工賃としては、数百円から5千円の支払い実績(月)があります。