* 就労定着支援のご利用者に毎月お送りしているお手紙を掲載しております。*
人にはさまざまな感情がありますが、その中でも周囲の人に強く出てしまいやすいのが「怒り」の感情です。「イライラ」と言い換えることもありますね。
「怒り」や「イライラ」が生まれる理由の一つに、自分が困っているとき、ということがあります。作業が思うように進まないときや、自分の気持ちをうまく伝えられないときなど、イライラした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
イライラした結果、表情が険しくなったり、話し方が強くなったり、物の扱いが少し乱暴になってしまったりすることもあるかもしれません。そのようなときは、実は自分自身が「困っている」サインなのかもしれません。
怒りやイライラは、「自分が困っているからだ」と理由を知ることで、少し冷静になれることがあります。職場や社会の中では、イライラをそのまま表に出さないことも大切です。
ただ、一時的に気持ちを抑えるだけでは、同じことが起きたときにまた繰り返してしまうこともあります。もしイライラの背景にある困りごとに目を向け、少しずつでも解決していくことができれば、怒りの感情を繰り返さずに済むかもしれません。少し気持ちが落ち着いたタイミングで、私たち支援者やご家族に相談してみることで、解決のヒントが見つかることもあります。
新年度を穏やかな気持ちで迎えられるよう、引き続き一緒に取り組んでいければと思います。

令和8年2月27日
定着支援担当