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配慮事項の伝え方

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配慮事項の伝え方

前回のブログでは、障がい者雇用枠での配慮事項について、主に企業側の視点をご紹介いたしました。配慮事項は企業が知る必要があることなので、就労移行支援事業所での通所期間を通して、支援者と一緒にしっかり準備していきましょう、というようなお話しをさせていただきました。

 

今回は、障がい者雇用でマストである“配慮事項”を、どのような感じで伝えるのが良いのか、少しだけご紹介させていただきます。

 

配慮事項を伝える場面

まず、いつどこで伝えるか、ということですが、ずばり“あらゆる場面で”、です。

具体的には、履歴書や職務経歴書といった応募書類に記載しますし、実習前面談や採用面接では100%聞かれますし、マッチングを想定した企業見学でも伝える場面があります。

前回のお話しの通り、配慮事項の伝達は、そもそも就職活動のため”だけ”に必要なのではなく、障がい者雇用として企業で理解を得ながら安心して働き続けていくために必要なことです。そういう意味では、就職してからも伝える場面が何度もあります。

配慮事項の文法~3つのポイント

働くうえでの配慮事項は、職場から配慮いただかないと困ってしまうことがある、ということが前提です。逆に言うと、配慮いただければ困りごとは減る、ということです。これが1番目のポイントです。

 

2番目のポイントは、自分でも対処や工夫をしているか、です。極端な言い方ですが、他人にお願いするだけにならないようにすることが重要です。

 

3番目のポイントは、相手が現実的に対応できそうなことであること、です。 もちろん、きちんと準備した自分の配慮事項を伝えても、企業側の受け入れ態勢等によっては得られない配慮もあります。したがって、世の中のすべての企業に受け入れられる配慮事項を準備する必要はありません。ただ、マッチしそうな企業に出会ったときに、十分に検討余地のある配慮事項を示せた方が採用確度はぐっと上がるのではないでしょうか。

配慮事項の文法~本当に配慮が必要なことか?

余談ですが、私は視力が両目とも0.1です。裸眼では、はたらくことはもちろん、自宅での生活も不便ですし、当然車の運転もできません、外出も不安です。視力が0.1という障がいがあります。ただ、眼鏡やコンタクトがあれば、日常生活に困りません。

自分の対処としては、自分の視力に合った眼鏡を買って身につけたり、眼鏡をしないときはコンタクトを着用したりします。コンタクトは外れたとき用に予備も持ち歩いています。

 

 

職場に求める配慮は、、、現時点では特にありません。障がいはあっても、自分で対処してある程度解決していれば、周囲に配慮を求める必要はないということです。

配慮事項の文法~例

①困りごと :口頭指示だけでは理解しにくい場合があります。

②工夫点  :メモを取ったり、復唱確認をしたりします。

③求めること:ゆっくりと伝えていただいたり、メモを取る時間をいただけると助かります。

①困りごと :周りの話し声や電話の音が気になりやすい傾向があります。

②工夫点  :気になったときは耳栓をすれば集中できます。

③求めること:耳栓をしているときは、なるべく近くで声掛けいただけると助かります。

極めてシンプルな例ではありますが、このように3つのポイントを踏まえて作成すれば、企業に伝えれる配慮事項の形になります。大事なのは、①だけとか③だけとかでは不十分ということです。

企業側の理解も大事

企業側も、障がいを理解しようとする必要があります。障がいや配慮事項を知ることと、理解することには、大きな差があると思います。ご本人の障がいをできるだけ理解いただくことが、職場にとってもご本人との円滑な関係構築やスムーズな業務遂行に繋がると思います。

障がい理解や配慮事項は、ご本人と企業、お互いにとって大切なことです。

どのような伝え方が良いか? 

訓練や面談で、私たちの就労支援の経験から、企業側の現状も踏まえた助言をさせていただきます。

岡内 伸二(おかうち しんじ)

三菱地所ホテルズ&リゾーツ株式会社 丸ノ内ホテル
管理兼人事部人権・ダイバーシティ推進室 専任マネージャー

大学卒業後、資生堂に入社。広島・東京の販売部門でキャリアを積み、新規事業部や秘書室を経て人事部で人権啓発を担当。資生堂時代から障がい者支援や人権啓発に取り組み、特例子会社「花椿ファクトリー」の設立に携わり、初代社長を務める。その後、丸ノ内ホテルにて人権啓発担当として活動を継続。東京都人権啓発センターの講師や東京人権啓発企業連絡会の啓発委員としても活動し、50回以上の講演実績を持つ。

岡内 伸二(おかうち しんじ)

一般社団法人ホープIT訓練センター(非営利型)

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