ご存知のとおり、ハローワークには、仕事を探す方(求職)の窓口だけでなく、はたらく人を探す企業側(求人)の窓口もあります。
特に、障がい者雇用においては、求職求人双方に専門部門が設置されています。
企業側のニーズを聞き取ったハローワークの担当者が、企業の採用活動がよりスムーズに進むような助言の一貫として、求人イメージに近く、且つ就労後も継続的なサポートが可能な就労移行支援事業所を、企業に直接紹介するケースがあります。
ご紹介を受けて、HOPE神田の支援員がハローワークの担当者と一緒に、企業に訪問・見学をさせていただき、仕事内容や職場の雰囲気などを確認します。
そして、訓練生の中でマッチしそうな方がいらっしゃればご紹介し、見学・面談、実習と、選考プロセスを進めていくという、まさに“お見合い”のような流れです。
ただ、ハローワークの担当者が事業所の特徴や様子、事業所の定着支援のスタンスを把握されていることが前提となります。
ハローワークの方々は大変ありがたいことにHOPE神田を気に掛けてくださり、また、私たちもハローワークの方々に事業所や訓練生のことを知っていただこうと努めています。
ご紹介いただいた後は、私たちも責任を持って就労移行支援事業所、そして就労定着支援事業所としての役割を担って参ります。
1月に就職した訓練生は、企業の社員として、社会人として、まさに今、新しい環境でがんばっています。
定着支援で企業訪問して、仕事に取り組んでいる彼らの顔を見るのがとても楽しみです。
山本