12月に2名の訓練生が就職します。
コロナ禍での変則的な訓練や就活を乗り越えられ、
就職というチャンスを掴まれたことを、
職員も本当に嬉しく思っています。
今年も緊急事態宣言が度々発出され、
企業も感染防止の対応に追われて、採用活動も縮小しました。
感染状況を見ながら、という状況で、
見学や実習まで、選考に数か月という長い期間が掛かることも度々ありました。
知的障がいや発達障がいの方の中には、在宅ワークが合わない方も多く、
企業も出社率の減少で、仕分けや書類回収などの
オフィスサポート系の仕事も大幅に制限されるなど、
マッチする求人を探しづらい状況も続きました。
それでも、都内ハローワークや就労支援センター、
東京しごと財団等の支援機関のお力添えもいただきながら、
就労移行支援事業所HOPE神田の訓練生の皆様は、
訓練や就活に日々頑張っていらっしゃいます。
何とかお気持ちやご期待に応えたい一心で、
職員も訓練や就活サポートを行って参ります。
コロナの新株感染が懸念され、まだまだ見通しを立てづらい市況ではありますが、
東日本大震災のときも、リーマンのときも、
採用活動を行う企業がゼロになるわけではありません。
そのくらいの気持ちで、着実な一歩を訓練生の皆様やご家族様とともに、
目指していきたいと思います。