一般事務や事務補助の仕事で、最も使用するアプリケーション(ソフト)と言えば、そうです、エクセルです。
就労移行支援事業所HOPE神田では、パソコン初心者の方からエクセルの習得を目指していただけるよう、毎週エクセルを使ったデータ入力の訓練プログラムを設けています。
(他の訓練プログラムの詳細はこちらをご覧ください)
「関数が使えたりグラフ作成や表作成ができないと、パソコンの仕事は任せてもらえないのでは?」と思われる方もいらっしゃいますが、そんなことはありません。
特に、事務補助の仕事においては、スキャンした名刺のデータ入力や顧客から得たアンケート情報のデータ入力など、“一定の文字情報を決められた箇所に入力する” という類の作業が多くあります。
エクセルの機能を習得することよりも、まずは
- ・パソコンの基本操作が身についていること(ファイルを開いたり、保存したりなど)
- ・正確に入力できること(チェックを行いミスに気付き修正できること)
- ・一定時間、集中して作業できること
が求められます。
作業スピードもそれなりに求められますが、優先順位は正確性や集中力の次です。
ついつい機能やスピードを目指してしまいがちですが、HOPE神田では徹底して、前述したような基礎を身につけるための訓練を反復して行っています。
このような取り組みが企業からも評価され、データ入力作業を仕事として行う知的障がいや発達障がいをお持ちの卒業生が、HOPE神田には数多くいらっしゃいます。
パソコンやエクセルができないと就職できないわけではありませんが、
仕事の幅が広がることは確かです。
少し自信のない方も、私たちと一緒にパソコンの練習をしてみませんか?