就職支援の現場から HOPE神田ブログ -訓練の様子-
就活講座(毎週火曜10:40-12:00)では、企業で働くことや就職活動に関する様々なテーマを学びます。今回は、採用面接について、なかでも特に関心度の高い「面接で聞かれること」について、就活講座での一部分をご紹介します。
まず、就職の方法は大きく分けて、2種類あります。
1つ目は、障がいがあることを企業に伝える就職の仕方で、障がい者雇用と言ったり、オープン就労と言ったりします。
2つ目は、障がいがあることを企業に伝えない就職の仕方で、一般枠での就労と言ったり、クローズ就労と言ったりします。
就労移行支援事業所HOPE神田では、障がい者雇用での就職を目指す方が多くいらっしゃいます。ここでは、障がい者雇用における面接内容についてご紹介します。
障がい者雇用は自分の障がいを職場にオープンに(公開)する就職の仕方ですので、企業側にあらかじめご自分の障がい名や障がいの特徴を伝える必要があります。逆に言うと、障がい者雇用の採用面接では、ご自身の障がいについて面接官から必ず聞かれる、ということになります。
このように、必ずと言って良いほど聞かれる質問事項がいくつかあります。
他には、、、就職するということは、働く、業務を行う、作業する、ということですから、面接官としては、あなたが「どのような作業ができるのか」「得意な作業は何なのか」「今までどのような作業経験があるのか」を知りたいわけです。それらを面接で質問して、うちの会社で任せられる仕事がありそうか、を検討したり、確認したり、判断したりするのです。このあたりは一般枠での採用面接と基本的に一緒だと思います。
面接官、すなわち企業側が、面接で”何を確認したいか”を知ることができれば、「面接で聞かれること」はおおよそ予測できます。下の画像は、HOPE神田の就活講座での資料の一部です。
画像内の1~6の質問は、ハローワークの就職面接会のような短い(10分程度)面接会でも、だいたい聞かれる質問です。採用面接の質問の7~8割は予測できる質問です。よく聞かれる7~8割を、事業所で一緒に準備して練習しておくことで、緊張する面接でも落ち着いて、的確な受け答えができるようになります。
就労移行支援事業所HOPE神田では、採用面接で聞かれることについて、ご自分のオリジナルの問答集を一緒に作成しています。文章を作ることが苦手な方も、担当職員や就労支援員が一つ一つ質問をしてキーワードを聞き取ったり、表現を提案したりして、ご自分で回答できる文章にしていきます。
面接を突破できない、面接が不安という方は、事前準備を的確に行っていくことで、採用にぐっと近づくかも知れません。また、ご自分の課題や強みをもっと知ることができれば、面接のアピールももっとできるかも知れません。
HOPE神田では、通所をご検討の方の見学や体験利用はもちろんのこと、ご自分の強みや課題を知るためのオフィス実習も無料で承っていますので、ご興味ある方はお気軽にご連絡ください。
第13回成果発表会
事務・軽作業のトレーニング
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