就職支援の現場から HOPE神田ブログ -訓練の様子-
就労移行支援事業所HOPE神田では、毎週月曜日の午前にSSTプログラムを設けています。SSTは認知行動療法の1つに位置づけられる支援方法で、Social Skills Trainingの頭文字をとって、SST(エス・エス・ティー)と呼ばれています。日本では、SST普及協会によって「社会生活スキルトレーニング」と和訳されています。
社会生活を円滑に過ごしていくには、他者との関わりがある程度必要だったり、様々なストレスに対応していく必要があったりします。障がいをお持ちの方の中には、相手に自分の気持ちや考えを伝えたり、相手の気持ちや考えをキャッチして対応したりすることが苦手な方もいらっしゃいます。
SSTは、実践や体験を通じて対人コミュニケーションやストレス対処のスキルを身につけていく訓練です。HOPE神田では、主に就業生活において想定される職場でのコミュニケーション場面や、ストレス対処場面を想定して、SSTの手法を取り入れたトレーニングをプログラム(毎週月曜午前)や事業所の各場面で行っています。
SSTプログラムは精神障がいの方向けというイメージをお持ちの方が多いかも知れませんが、実践や体験で学ぶSSTの手法は、やり方次第で知的障がいや発達障がいの方にも効果があると考えています。
HOPE神田では、SSTプログラムを担当する職員はもちろんこと、すべての職員がSSTの外部・内部研修を受講して、SST支援の考え方や手法を学び、日々の支援に活かすよう努めています。
[ 参考 ] HOPE神田の訓練プログラム
法定雇用率の引き上げ
2022年の振り返りと2023年の目標(リサーチ発表プログラム)
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