2008年に就労移行支援を始めてから、現在まで100名以上の卒業生が、就職して社会で活躍しています。そのうち80%以上が、発達障がいや知的障がいをお持ちの方です。主な障がい名としては、自閉症スペクトラム(ASD)・注意欠陥多動性障がい(ADHD)・知的障がいの方が多くいらっしゃいます。
ご参考: 事業所の就労実績
社会福祉士やキャリアコンサルタント等の国家資格やMicrosoft Office Specialist等のパソコン資格を有する職員を、担当支援員として配置しています。
多数の外部/内部研修への参加や職員の資格取得補助を通じて、発達障がい・精神疾患等の障がい知識や支援技術、福祉・雇用制度等、専門スキルの向上に日々努めています。ご家族からの相談や、他支援機関、企業からの相談にも応じています。
事業所での支援経験5年以上、且つ一般企業や福祉施設で10年以上の就業キャリアを有する職員が多数在籍しています。
また、7名のうち6名を常勤職員として配置し、ご利用者一人ひとりに応じたきめ細かな支援、集団の中での適応を課題とされる方への支援など、手厚い支援を提供する体制を整えています。
発達障がいのある方にとって、環境はとても大切です。
自分自身に合わない環境、安心しにくい環境では、本来の能力を発揮しにくいばかりか、ストレスが溜まったり、余計に自信を失ったりすることもあります。
逆に、自分自身に合う環境、安心できる環境であれば、能力を十分に発揮できたり、課題に対する取り組みがスムーズに進んだりします。何よりも、毎日を過ごす充実感や楽しさ、成長や自信、就労意欲を実感しやすくなります。
緊張感を持つことは大切ですが、ご利用者にとって安心・安全な場をつくることが、就労支援の第一歩であるとHOPE神田は考えています。
ご利用者本人の視点で訓練環境を選ぶことが大切です
ご参考: HOPE神田の訓練プログラムのご紹介
- HOPE神田の事業所環境例 -
ご自身に合う環境かどうかを確かめていただくために、事業所見学や体験利用を個別に受け付けています。詳しくはこちらをご覧ください。
就労移行支援事業所HOPE神田には、知的障がいをお持ちの方を含む自閉症スペクトラム(ASD)、アスペルガー症候群、広汎性発達障がい、学習障がい(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの様々な診断や特性をお持ちの方が多数通所されています。
コミュニケーションスキルが身につけば、職場での働きやすさも変わります。
このような課題に対して、HOPE神田では、SST(ソーシャルスキルズトレーニング/社会生活技能訓練)を取り入れた実践的な訓練を日常的に行い、課題の克服に取り組んでいます。
- これでわかる「発達障がい」での掲載内容 -
“一般社団法人ホープIT訓練センターでは、発達障がいがあるがゆえに対人関係やコミュニケーションに課題のある人の就労支援を行っています。発達障がいのある人は、「場の空気が読めない」「人の表情を読めない」など、ソーシャルスキルの未熟さや、人とのコミュニケーションがうまくいかないため、就労・職場定着につまづく人が少なくありません。ここでは、ビジネスマナーや電話応対、ファイリングやコピーなど基本的な就労支援プログラムのほかに、「コミュニケーションワーク」「ソーシャルスキル」などの独自のプログラムを設け、苦手な部分の克服を目指しています”
“「コミュニケーションワーク」(現「コミュニケーション活動」)とは、芸術心理療法の考え方を取り入れ、動きやダンスを楽しみながら、言葉のない世界での相手との距離の取り方や自己表現の方法を身につけます。「ソーシャルスキル」とは、人の気持ちや感情を理解するための言葉探しや、人生のビジョンを発見するワークなどをグループで進めます。民間の就労移行支援事業所としてはとても珍しい試みで、こうした事業所が増えてくることが期待されています。”
ご本人やご家族の希望、障がい特性に応じた就職活動ができるように、事業所独自のノウハウやルートを駆使した就労・定着支援を行い、高い就職率と定着率を維持しています。
HOPE神田ならではの就職活動でご本人に合った会社を見つけます
企業からの要請や、ご本人の必要性に応じて柔軟に定着支援を行っています
就労開始7ヶ月目以降は、「定着支援事業所HOPE神田」として、定着支援を行います。
定着支援においては、
① 将来的な本人の自立と、就労先企業の雇用継続力の向上
② 居住地域の支援機関(就労支援センター等)との連携と支援主体の段階的移行
③ HOPE神田との継続的な関わり
を目指した支援を行っております。
ご本人はもちろん、ご家族・関係機関の方の相談や見学も承っています。個別に丁寧に対応させていただきます。
平日:9:30〜17:00 土・日・祝日・年末年始はお休みです
365日24時間受け付け中